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キックボクシングのルールは団体によって違う|初心者でもわかる違いとは

キックボクシングは、日本発祥の格闘技で、パンチとキックを使って相手にダメージを与えるスポーツです。しかし、キックボクシングには複数の団体があり、それぞれにルールが違います。初心者の方は、どの団体の試合を見ても同じように見えるかもしれませんが、実は細かな違いがあります。この記事では、キックボクシングの主な団体とそのルールの違いについて解説します。

【ルールの違いの基準となるもの】
キックボクシングのルールの違いは、主に以下の4つの要素によって決まります。

・試合時間とラウンド数
・使用するグローブの重さと形状
・許される攻撃技と禁止技
・判定基準と採点方法

これらの要素は、団体によって異なる目的や方針に基づいて設定されています。例えば、試合時間やグローブの重さを変えることで、試合のスピードや緊張感を高めたり、攻撃力や防御力を調整したりすることができます。また、攻撃技や判定基準を変えることで、打撃重視や組み技重視など、団体独自のスタイルや特色を出すことができます。

【主な団体とそのルールの違い】
日本で活動しているキックボクシングの団体は多数ありますが、ここでは代表的な4つの団体とそのルールの違いについて紹介します。

K-1
K-1は、1993年に創設されたキックボクシングの最大手団体です。世界中からトップレベルの選手が集まり、華やかな興行を展開しています。K-1のルールは以下の通りです。

・試合時間は3分間で、一般的に3ラウンドから5ラウンドで行われる。延長戦がある場合は1ラウンド追加される。
・グローブは8オンス(約227グラム)で、指先が露出しているタイプを使用する。
・パンチとキックはもちろん、膝蹴りや前蹴りも使用可能。ただし、肘打ちや頭突きなどは禁止技。
・判定基準は10点マスト制で、攻撃力やダメージ量などを重視する。

●RISE
RISEは、2001年に創設されたキックボクシング団体です。K-1よりも軽量級の選手が多く参加し、スピーディーでテクニカルな試合が見られます。RISEのルールは以下の通りです。

・試合時間は3分間で、一般的に3ラウンドから5ラウンドで行われる。延長戦がある場合は1ラウンド追加される。
・グローブは6オンス(約170グラム)で、指先が露出しているタイプを使用する。
・パンチとキックはもちろん、膝蹴りや前蹴りも使用可能。ただし、肘打ちや頭突きなどは禁止技。
・判定基準は10点マスト制で、攻撃力やダメージ量だけでなく、技の多様性や攻撃の継続性なども評価する。

KRUSH
KRUSHは、2010年に創設されたキックボクシング団体です。RISEと同様に軽量級の選手が多く参加し、若手の発掘や育成に力を入れています。KRUSHのルールは以下の通りです。

・試合時間は3分間で、一般的に3ラウンドから5ラウンドで行われる。延長戦がある場合は1ラウンド追加される。
・グローブは6オンス(約170グラム)で、指先が露出しているタイプを使用する。
・パンチとキックはもちろん、膝蹴りや前蹴りも使用可能。ただし、肘打ちや頭突きなどは禁止技。
・判定基準は10点マスト制で、攻撃力やダメージ量だけでなく、技の多様性や攻撃の継続性なども評価する。

●REBELS
REBELSは、2011年に創設されたキックボクシング団体です。K-1と同様に重量級の選手が多く参加し、パワフルで迫力ある試合が見られます。REBELSのルールは以下の通りです。

・試合時間は3分間で、一般的に3ラウンドから5ラウンドで行われる。延長戦がある場合は1ラウンド追加される。
・グローブは10オンス(約283グラム)で、指先が覆われているタイプを使用する。
・パンチとキックはもちろん、膝蹴りや前蹴りも使用可能。ただし、肘打ちや頭突きなどは禁止技。
・判定基準は10点マスト制で、攻撃力やダメージ量だけでなく、積極性や優位性なども評価する。

【まとめ】
キックボクシングのルールは団体によって違いますが、それぞれに魅力があります。試合時間やグローブの重さ、攻撃技や判定基準などの違いを理解すれば、より深くキックボクシングを楽しむことができます。ぜひ、自分の好みに合った団体を見つけてください。
また、団体に入る前にご自身でも実際にキックボクシングの良さを体験してみてはいかがしょうか。

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